特許庁 実用新案こぼれ話(完)

2013年10月31日

外資系企業でバリバリの友人・K子ちゃんは、意見をハッキリ言うけれど心優しい女性です。頼りない私に貴重なアドバイスをしてくれる彼女から久しぶりの連絡でした。「ちょっと時間ができたから会おう!」、もちろんOKです!
そうだ、「お片づけボード」の完成品も出来たから見てもらおう・・・。

当日は、ちょっと寒い日だったけど電車に乗って「冬の湘南海岸」のお散歩にお出かけしました。観光客はいない寂しげな海岸だったけど、冬のサーファーを眺めながら久しぶりのオシャベリを楽しみました。
お昼は、海岸近くの小さなレストランへ。食後のコーヒーを飲みながら「ちょっと、見てもらいたいものがあるの。」とカバンからゴソゴソ出して説明を始める私。何と言っても完成品で話をするのは初めてだったから、思わず熱が入る!入る! K子ちゃんも熱心に聞いてくれたのが、超!嬉しかったです。

K子ちゃん「これ、面白いと思うよ。もしかしたら、アイデアは特許かも? 聞いてみれば良いと思う。」
私「まさかねぇ~(笑)。」
と、当日は笑ってお終いだったんだけど、K子ちゃんが帰ってから、だんだん「もしかしたら、良いかも?」と考えるようになって、特許事務所をネットで探し始めました。
プレゼン資料も作り始めて、夜な夜なプレゼンの練習も(笑)。

そして、数日後には、アポが取れた特許事務所へ。これまた初めての経験だから約束の1時間前に事務所に到着。近くのカフェで時間待ちです。「ダメ元だから、チャレンジすることを大事にしよう!」と思いながら、独り言のプレゼン練習。約束時間の5分前。事務所ビルの前で深呼吸する私でした。(完)